旅館ホテルの売れるメールマガジンの書き方

売れるメールマガジンを書いていますか?売れるプランを作っていますか?

旅館メルマガのコツは「テンプレート」にあり!例文付きです

 

いきなりメルマガをやろうと思ってみても
経験者の方も慌てるところ、初心者の方はもっと訳わかんないと思います。

 

以前50代男性に話を伺ったときも、
「メルマガが苦手…」
「何を書けばいいかわからない」とおっしゃいました。

メルマガが苦手…
それは“白紙の状態”から始めるから。ですよね?

それならば答えは簡単です。
“白紙”じゃなくせばいいのです。

何を書けばいいのか、
事前に決まっていればなんだかいけそうじゃないですか?

そうです、コツは「テンプレート」にあるのです。


自分でテンプレートを決める

書き始める前に、テンプレートを決めます。
簡単なテンプレートだと以下のようになります。

後は、この通りに穴埋めしていくだけです。

<A旅館のテンプレート(一例)>
1.季節の挨拶
2.新しいプランのご案内
3.お客様の声
4.担当者より

では、一つずつ解説をつけていきますね。

【1.季節の挨拶】の解説

季節の挨拶は、「春ですね」「梅雨ですね」「寒いですね」など
そのまま今の気候に合うメッセージを入れます。
多くの方が“共感”出来るようなメッセージが望ましいですね。
“共感”は“親しみ”となります。

【2.新しいプランのご案内】の解説

プランを新しく作ったとき、
つくったときのその想いを伝える場所ってなかなかないと思いませんか?

プラン内容は文字制限があって書ききれませんよね。

何故このプランを作ったのか、
またはプランを作っていなくてもお料理は季節ごとに変わりますよね。

お料理のことを少し掘り下げて書くこともいいと思います。

“先日山菜採りで、たらの芽を見つけました”など
こだわりの食材についてなども面白いですね。

【3.お客様の声】の解説

旅館に直接いただく口コミやご意見、各サイトに投稿いただく口コミ…
これらをそのままにするのは勿体ないことです。
特にスタッフの方への感謝や旅館に対するお客様が抱かれた想いは
今後、リピーターになってくださるお客様にも共有したいですよね。

“先日こんな口コミをいただきました”
とご紹介ふまえ宿からのお返しの言葉もあると
印象はぐんと高まります。

【4.担当者より】の解説

これは書き手の方が感じた出来事など、プライベートのことでもなんでもオッケーです。
人柄が伝わる出来事などがいいですね。

“先日、小学生の娘の運動会で親子リレーに参加しました。
体が思うように動かず、結果は惨敗…娘に怒られちゃいました。
日ごろの運動は大切ですね!娘の為にも…父さんガンバリマス!”

AIには出来ない、こういった人の感情の共有などを含めると
読み手もあなたのメルマガを楽しみにしますよ。

他にも…

メルマガ特典などがあると、読み手が離れにくい傾向にあります。
“宿泊日当日、館主に「メルマガを見ています」とおっしゃってくだされば
ポケットマネーから1ドリンクサービスさせていただきます”など
ユーモアがあるのも面白いかもしれません。

以上をふまえた例文をつくってみました。


こんにちは、●●旅館の館主です。
暖かい日が続き、午後になるとぽかぽかとした陽気に眠気の誘いを感じています。

ゴールデンウィークが明けた今の時期は1年で最も閑散としています。
連休中には想像も付かないほど、まるで違う静かな館内。
ロビーでおくつろぎ頂いているご様子になんだかほっとしています。

さて、5月のメールマガジンをお送りいたします。


1.プランのご案内
――――――――――――――――
先日山菜採りで、たらの芽を見つけました。
翌朝の朝食でお出ししてみると、お客様絶賛!!
この時期にしか味わえない、山の宝物「山菜」。
是非召し上がりに来てくださいね。

朝食付きプランのリンク
http://▲▲.com

 

2.お客様より頂いた口コミ
――――――――――――――――
先日うれしい口コミをいただいたので
皆様にも共有させてください。

<お客様より>
お料理、お部屋ともに大満足。朝入った露天風呂が霧に包まれていて幻想的な雰囲気が最高でした!120点です!

<館主より>
120点~!!嬉しいです、ありがとうございます。
お料理、お部屋、露天風呂ご満足いただき嬉しく思います!!
朝の露天風呂は、この時期雲海が見れるチャンスが高いのです。
夜は澄んだ夜空から満天の星が迎えてくれますよ。
皆様にも見てほしい絶景です!


3.館主のつぶやき
――――――――――――――――
先日、小学生の娘の運動会で親子リレーに参加しました。
体が思うように動かず、結果は惨敗…娘に怒られちゃいました。
日ごろの運動は大切ですね!娘の為にも…父さんガンバリマス!

ではまた来月もお会いしましょう~~!

メルマガ書いてみたくなりましたか?

どうですか?なんだか出来そう…やってみようかな?と思っていただけましたか?
無料で質問を受け付けています、添削などご希望があればご連絡くださいね。

yoshizawa_111☆yahoo.co.jp

(☆を@に変えてください)

【じゃらんネット】宿名を多くの方に知ってもらう方法

まだまだ知られていない自分の宿のことを

多くの方に知ってほしい!としたら、あなたはどうしますか?

 

ぶっちゃけ

掲載順位が上位にいればいるほど、クリック率は必然的に高くなります

(この掲載順位の話は長くなるので、ロジックについてはまた別の機会に…)

 

では、多くの方に知ってもらう方法。

まずはじゃらんネット・楽天トラベルの

トップページに宿名を載せることを意識していきましょう。

 

宿ページに流れうる導線の数を増やしていくのです。

 

じゃらんネットの場合

1.特集に参画する

 

PC版でトップページの下部へスクロールしていくと、特集コーナーが設置されています。

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これは、管理ページより特集に参画が出来ます。無料で参画出来るものも多くあるので、こまめにチェックし積極的に参画しましょう!

 

特集に参画するためには、一定の条件を満たしておく必要がありますが、「これは条件を当てはまらないからダメだ…」とあきらめるのではなく、条件を当てはまるためのプラン内容に変えていくのです!!

 

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例えば、上記の【憧れアメニティつきプラン特集】。

これも、該当プランにのみ、アメニティをつけちゃえばいいのです。

「これ」という指定されたブランドも無いので、予算に合うブランドアメニティも見つければいいのです。


2.宿ブログで発信しよう

販促サポートパックを契約の方が対象となりますが、宿ブログ(宿ログ)も、あなどれません。

トップページより【新着宿ブログ】のコーナーが右側サイドバーにあり、クリックするとこのようなページに。

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ここは、新着の記事がアップされているので、記事を書けば書くほど見られるチャンスが高まる、ということですね。

 

 

では、次は楽天トラベルのお話です~^^

口コミ返信を人任せにする宿は伸びしろがない。

冒頭から厳しいことを言いました。

口コミは、その宿にとっての希望です。

 

よかったところ、嬉しかったこと、時には辛辣な口コミも入ってきます。

全部を真摯に受け止める必要はありません。
時には茶化す人もいらっしゃいますから。

 

ただし、面倒だからと

マーケティング会社に頼らない。

コンサルタント会社に頼らない。

自分で返信しましょう。

「内容を把握しているから大丈夫」ではいけません。

 


役職のある方が、責任をもって言葉を選び伝えることに意味があります。

「全部、プロに頼めばいい」
そんな時代は終わりました。

自分の言葉で、旅館の言葉で、ちゃんと伝える。

宿の伸びしろをつぶしているのは、誰ですか?

 

こちらの記事も併せてお読みください。

 

yoshizawa.hatenablog.jp

【楽天】ページビュー数をアップしたい!

こんにちは。

今日のお話は、楽天トラベルのページビュー数をアップする方法について。です。

 

ページビューとは、楽天トラベル内の自分の旅館ページをクリックした数を指します。1人の人が、旅館ページ内の

①トップ画面②温泉ページ③お部屋ページ

を見たら、ページビューは3となります。

ページビュー数をアップする方法、書き出せばキリがないですが、ざっと上げるとこんな感じです。

1.楽天トラベルメールマガジン(Rメール)を発行する

2.宿のキャッチコピーを変える

3.懸賞広場に出品する

4.セールに参画する

 

では、1つずつ見ていきましょう。

 

1.楽天トラベルメールマガジン(Rメール)を発行する

メルマガは最もいい手段です。以前利用していただいたお客様が対象となりますので、見ていただけるチャンスは大きいです!

 

2.宿のキャッチコピーを変える

例えば、熱海で、大人2名と幼児1名、8月1日~1泊で宿を探しているユーザーがいるとします。

楽天トラベルで検索をしたところ、100件以上もヒットしました。

細かい要望(露天風呂付客室や予算)を入れても、まだ数十件ヒットします。

しかし、数十件全部をくまなく見ることは現実的に厳しいですよね。

すると、ここで何を重視するか?

そうです、「宿のキャッチコピー」です。

 

ここで「全客室、お部屋食対応」などの文言があると

小さい子供連れでも安心の宿だという印象を受け、

ここで始めて「中のページまで見ようかな?」と思っていただけるのです。

 

3.露出の機会を増やす

セール参画や懸賞広場への出品など、導線を増やすことも大切です。

こちらに関しては、また詳しく書かせてくださいね。

 

 


まずはページビューを上げること!多くの方に宿の名前を売ること!知ってもらうこと!

地道な努力が実を結びます。頑張っていきましょう。

 

 

優良なクチコミ返信をするコツ

クチコミ返信こそ、宿の魅力をアピールする絶好の場所です。

 

ユーザーにとって、クチコミをチェックすることは今や当たり前。

 

じゃらんネットや楽天メルマガなどオンライン旅行サイトだけでなく
トリップアドバイザ―など口コミサイトも主流になってきましたね。

 

さて質問です。

 

「お風呂がとてもよかったです。またきます!」

 

お客様からこんな口コミが来たら、あなたはどんな風に返事をしますか?

 

「ありがとうございます!また来てくださいね!」

 

・・・こんな風に返信していませんか?

 

クチコミは、会話ではありませんよ!

 

もう一度言います。

 

口コミ返信は宿の魅力をアピールする絶好の場所です。

 

さきほどの返信では、何もアピールしていませんよね??

 

 

こんな返信だったらどうでしょう?

 

ありがとうございます!

当館の温泉は、源泉をそのまま使っている正真正銘の天然温泉です。足を延ばしてゆったり入れる大浴場や、自然たっぷりの中で入る露天風呂は格別です。新月の夜は星空が一段と輝くので、プラネタリウムを見ているような絶景をみながらの湯呑みもおすすめです。

ぜひまた来てくださいね!

 

どうでしょうか?

先ほどとの違いが一目瞭然ですよね。

 

近頃は、クチコミ社会といっても過言ではないほど

ユーザーにとって、クチコミの重要度が非常に高まっています。

 

ユーザーが見るのは、お客様の口コミだけではありません。

 

クチコミに対して、宿はどういった返信をしているのか?もチェックしています。

 

クチコミ返信の場も、あなどってはいけません。

自然に、かつ少しガツガツと攻めの姿勢で、クチコミ返信に取り組んでみてくださいね。

 

yoshizawa.hatenablog.jp

 

 

プラン数は極力減らせ!|売れるプランはいくつ必要か?

記念日プラン、カップルプラン、女子旅プラン、シニアプラン、学生限定プラン、母の日プラン…ことあるごとにプランを作成し、満足していませんか?

顧客のニーズを広げ、間口を広くすることはいいことだと思います。

「うちは記念日プランをやらない!」と豪語してしまうお宿さんは
このブログすら読んでいないと思います。

大体平均して、3か月販売して売れないものは売れません。

では、何故売れないのでしょうか。

1.プランが多すぎる

2.顧客にマッチしたプランではない(特典・紹介文・値段など)

 

理由としては大きくこの2つくらいでしょうか。


まず【1.プランが多すぎる】ですが、10プラン以上の宿は注意してください。

 

人間は“選択”を嫌います。

特に、10以上から悩むと、悩むこと自体を放棄しています。


売れるプラン、売れる宿の特徴として、圧倒的にプラン数が少ないです。

 

しかし「プランは少なければいい」というわけでもありません。

 

日付&人数を指定して検索をしたときに
多くても3プラン程度から悩むくらいがちょうどいいとしています。

 

意識してみてくださいね。

売れるメールマガジンとは?

現代の私たちはメルマガを読む方ってどのくらいいるのでしょうか?

【配信数の1%読まれたら優秀】とされています。

例えば“100名に出して、1名読んでくれたら優秀なメルマガ”と言われているのが現状です。

 

読まれないことには、書く意味がありませんよね。

送る意味がありません。 労力の無駄、時間の無駄となってしまいます。

 

では、どういうメルマガが読まれるメルマガとなるのでしょうか。

ここらへんを紹介していきます。

メールマガジンは2タイプある!

まず、基礎的なこととして、楽天トラベルのRメールでも選ぶことができますが、メルマガは2タイプあります。

  • HTMLメール 画像を入れたり、文字のサイズ色を変えることが出来るメールのこと。
  • テキストメール 文章や記号のみ

HTMLメールは複雑な記号を組み合わせて作ります。HTMLメールが得意な方は、そちらでかまいませんが当サイトはネットに詳しくない方をターゲットとしているので、「テキストメール」をメインで話を進めますね。

読まれるメルマガのコツ

①会いたいと思わせる「人」を登場させる

これですね。なるべく「人」が書いていると分かること。 それは、同一の方であるほうが望ましいです。 機会が自動的に発信された文章ではなく、文字から人情味が伝わるような文章がいいですね。 ここで、メルマガを送る理由を考えることから始めましょう。

  • 名前を覚えてもらいたい
  • 「ここいいよ!」とおすすめしてもらいたい
  • また来てほしい
  • ファンになってほしい

こんなところでしょうか。 例えば1つ目の「名前を覚えてもらいたい」は 文章の1番最初に温泉地名+旅館名(+担当者名)を入れましょう。 お決まりの台詞なんかあるといいですよね。 毎度続けることによって、読者は「△△温泉といえば××旅館だよね」とイメージしてもらうようにします。あわよくば「××旅館の◆◆さん」と覚えてもらえたら最高じゃないですか?

②ユーザーにとって得する情報であること

メルマガが、単なるプランの紹介になっていませんか?毎度「基本プランの紹介」など同じような文章には、いつしか飽きが来てしまいます。そして読者離れや購読をやめてしまうかもしれません。読者の方が知って得する情報を載せましょう。

スクロールしたくなるメルマガの秘密とは

メールを開いたときに、一目で内容が分かり、さらに続きが読みたくなるような文章構成だと最後まで読む気になることが出来ます。「目次」を作っておくことも1つですね。以下のような目次を作ったとすると、宿泊券が気になる方は3番までスクロールして読みますよね。

【目次】 1,NEWS(桜の開花情報など季節の情報) 2,プランの新着情報 3,無料宿泊券が当たるチャンス!

 

でも、ほんの1%しか読まないんです

これを言ってはいけないような気もしますが、今メルマガはフリーアドレスで登録をする方が多く、いわば「メルマガ受信専用メールアドレス」を多くの方が持っています。“とりあえず登録だけしておこう”という軽い気持ちで登録をしてくださる方が多いのは、メリットでもデメリットでもありますね。どんなにキャッチーなタイトルでも、読まれないことがほとんどです。でも、数少ない方でもあなたが書くメールマガジンを楽しみにしてくださることを忘れないでください。その方のために丁寧に一生懸命心を込めて書いてください。継続は力なり。メルマガも一緒です。